一般社団法人(以下「一社」と略称表記)日本食品機械工業会が主催するFOOMA JAPAN 国際食品工業展は食品製造、加工に関わるあらゆる機械、機器の展示会。当社では、その開催当初から現在に至るまで継続して全体施工業務、運営業務等を担当。出展企業21分野680社以上、来場者9万人以上を誇る、(一社)日本食品機械工業会にとっても最大規模の事業です。
FOOMA JAPANは、食品機械の最先端テクノロジー、製品、サービスを通して、「食の技術が拓く、ゆたかな未来」を提案することを目的とした大型展示会。「食の安全・安心」に関心が高まる今日では、食品産業全体にとどまらず広く社会からも注目を集めるようになりました。
私たちはこの展示会の目的達成に陰ながら貢献するべく、一貫して主催者事務局の補佐役として、全体施工運営業務等をお手伝いしてきました。
その中でも特に重要な業務として挙げられるのが、会場全体のレイアウト・ゾーニングです。21分野680社を超える出展企業が一堂に会し、東京ビックサイト東ホールが満杯になる程の盛況を見せる環境下で、来場者の安全性と回遊性を如何に両立させるか、そして出展者と来場者のマッチングを如何に成立しやすくするかが課題となります。
非常に緻密な配置計画、導線設計が必要とされるなか、私たちがまず始めることは、主催者事務局とともに出展者全ての特性、特長を把握することです。
会場内における来場者の動きや分布は、分野やブースの位置関係によって、その効果を生み出すことができます。つまり、出展者の詳細データに基づきながら分析・計算・推測したレイアウト、ゾーニング設計を行うことで、より回遊しやすく、よりマッチングしやすい、双方のニーズを満たす空間づくりが可能となるのです。
また、レイアウト、ゾーニングは設営撤去にも影響を及ぼします。膨大な数の出展者による準備作業が一定時間に集中することで、どうしても搬入搬出が混雑してしまうという問題があります。私たちは搬入搬出も考慮したレイアウト、ゾーニング設計を行い、効率的なスケジュールを考案・共有することで、安全かつスムーズな運営を実現させることに成功しています。
このように、私たちはFOOMA JAPAN運営事務局の開設時から現在までの歩みの中で、できる限りお客様視点に立ち、常に課題、責任意識を共有することで、より実質的なソリューションを目指してきました。
私たちの考える最良のパートナーシップとは、“縁の下のチカラ持ち”としてお客様の成功を支え、目的達成に貢献すること。その姿勢と、それを実現するソリューションこそが、私たちの「つくるチカラ」なのです。
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