Worksつくるチカラ
ファンと作家の
情熱の架け橋に。
ワンダーフェスティバル
ワンダーフェスティバル実行委員会(株式会社海洋堂) 主催者サポート業務
ワンダーフェスティバル
ワンダーフェスティバル実行委員会(株式会社海洋堂) 主催者サポート業務
Overview
ワンダーフェスティバル実行委員会(株式会社海洋堂)が主催するワンダーフェスティバルは造形をテーマとした創造性に溢れるクリエイティブなイベントです。プロ、アマを問わず、造形作品に強いこだわりのある作家がオリジナル作品をいわゆる「ガレージキット」として展示・販売。出展作品数は世界トップクラスを誇り、それらを買い求めて来場するファンの人数もまた世界トップクラスという、まさに「世界最大級の造形の祭典」です。
“ワンフェス“の愛称で知られるワンダーフェスティバルが初開催されたのは1985年。当初は若い世代の模型マニアの男性が来場者のほとんどでした。回を重ねるごとに造形物の多様化も相まって、女性、ファミリー、年配と性別・世代ともに層を拡大。会期中、イベントでしか手に入らない限定品や希少品を求めて会場を訪れる熱意溢れる大勢のファンたち。同じく、時間と技術を注ぎ込んだ作品を披露したいという情熱に満ちた作家、出展企業の数を合わせると、参加者はなんと3.8万人(コロナ禍後の平均)にものぼります。 私たちは長年にわたってこの熱気に包まれた「祭典」の会場全体の設備と、主催者様、出展企業様のサポートを行っています。
最優先されることはもちろんイベントの安心・安全。老若男女が訪れる広大な会場(2010年以降は幕張メッセ1〜8ホール)に、安全面を確実なものとしながらも、回遊性とイベントが持つ創造性を両立させた空間づくりを行うことが最大の課題です。ここで発揮されているのが私たちの「つくるチカラ」に他なりません。
まず大切なのは趣味や趣向が様々な来場者が目的の場所に迷うことなく、安心・安全に辿り着けること。そしてイベント全体が放つエネルギッシュな雰囲気を存分に満喫できること。この2点に留意したゾーニングと導線づくりに私たちはノウハウと心血を注ぎ込んでいます。 「祭典」の場で出展者と来場者の出会いを最高の時間として演出するために、会場造作は極めて重要となります。設置されるテーブルは約3,000台、パイプイスは約7,000脚という膨大な数。これらの配置を安全性と快適性を満たしたレイアウトで設計し、理想的な会場として具現化していく。そのためには私たちが積み重ねてきた大規模集客イベントでの空間づくりのノウハウに加えて、パートナー企業との綿密な連携がとても大切な役割を果たします。
来場者と作家の接点を最大限に盛り上げる「点」の設計から、スムーズな動線づくりと搬入搬出のための綿密な「線」の設計。これをパートナー企業とのチームワークによる迅速且つ合理的なアクションで計画が滞ることなく実現させます。これには相互が有する熟練のスキルとプロフェッショナリズムへの厚い信頼が欠かせません。
作品に賭ける作家の情熱と来場者が出会う感動をいつも大切にしているクリエイティブな「祭典」。この発展に裏方として貢献してきた私たちに、お客様から「安心して任せられる」とご評価をいただくことは、私たちの「つくるチカラ」の証明に他ならないと考えています。
