Worksつくるチカラ

主催者の強い意志を
カタチにする。

国際物流総合展2024

一般社団法人日本産業機械工業会 / 一般社団法人日本産業車両協会 / 一般社団法人日本パレット協会 / 一般社団法人日本運搬車両機器協会 / 一般社団法人日本物流システム機器協会 / 公益社団法人日本ロジスティクスシステム協会 / 一般社団法人日本能率協会 / 主催者サポート業務

国際物流総合展2024

一般社団法人日本産業機械工業会 / 一般社団法人日本産業車両協会 / 一般社団法人日本パレット協会 / 一般社団法人日本運搬車両機器協会 / 一般社団法人日本物流システム機器協会 / 公益社団法人日本ロジスティクスシステム協会 / 一般社団法人日本能率協会 / 主催者サポート業務

Overview

「物流の2024年問題」に直面した2024年。何も対策をしなければ2030年には営業用トラックの輸送能力は34.1%減少するとされる危機感を背景に国際物流総合展2024は開催されました。物流クライシスを乗り越えるという主催者の強い意志のもと、国内外の最新物流機器・システム・情報等のソフト・ハードが持続可能な物流の未来のために一堂に集結。会期4日間の動員数は前回を40%以上も上回る8.4万人以上を記録し、業界内外を問わず高い注目が集まりました。私たちがこのアジア最大級の物流・ロジスティクスに関する総合展示会で担ったのは、会場全体の施工と主催者、出展企業のサポートです。

トラックドライバーの時間外労働上限時間が改正されたこの年、業界最大の課題はドライバー不足、燃料費高騰の逆風に立ち向かうこと。東京ビッグサイト東1〜8ホールの会場には、なんと業界の垣根を超えた3.2千以上のブースが出展しました。かつてのハード中心の展示ではなく、異業種参入を含めた幅広いプレイヤーが出展していることが、近年開催の大きな特徴といえます。

物流展を象徴するのは、車両関係やマテリアルハンドリング、倉庫関連といった巨大な規模の展示です。加えて少子高齢化、人手不足を背景とした物流課題を解決するための様々な自動化、効率化の製品、サービス群が大挙して出展しています。

私たちが目指したのは「いまこそ、産業界における物流の構造や働き方を変革する契機」という主催者のメッセージを会場全体で最大限に発信できる空間をつくりあげること。 そのために会場に向かうコンコース部分に展示会のロゴと主催者のメッセージを打ち出す空間をデザイン。物流業界の圧倒的なスケール感と情報へのアクセシビリティを両立させ、且つ業界を挙げて未来を切り拓いていくという熱い意気込みと一体感を会場全体に同居させました。

ゾーニング及び導線計画は会場規模が大きければ大きいほど、その緻密な計画と確実な実行が求められます。まずは広大な会場の回遊性の確保。そして重要なのはホールをまたがる会場を移動するたびに常に新鮮な出会いや感動を演出することです。これらすべての企画立案から実現までを限られた時間内に完璧に提供できるチカラ。それが私たちの「つくるチカラ」に他ならないと考えています。 大規模な展示会場づくりを数多く手掛けてきた私たちの豊富な知見と積み上げてきた実績が、特にメッセージ性の強い今回開催を成功に導くことができたといえるでしょう。